昨日は仕事。
おじさんのインシデント発覚。先発品とジェネリックを間違えて渡していました。
規格は同じ品だったので、患者さんに健康被害がなかったのが不幸中の幸いでした。
おじさんが薬剤師として働き始めて半年。間違いが減った感じはありません。
私は週8時間しか働いていないのに、これだけおじさんのインシデントに遭遇してきたということは、単純計算するとこの5倍あるってことで・・・。
正直、辞めてくれて良かったです。
おじさんの少し前に、同じ未経験・50代で社員薬剤師として入った人は、私の知る範囲では間違いは最初の数か月に何度かあったけど、その後は間違えなくなりました。
何が違うか分かりませんが、向いていないんだろうな・・・。
自分が何かやらかさないように気を付けようと改めて思いました。
働く上で一番嫌なのがインシデントです。
昨日は、液体に粉を溶かして作るうがい薬について、「粉を溶かしたら増える分の体積も考えて計量しているのか?」と質問がありました。
例えば、「水100mlに砂糖5g、塩1gを溶かしたもの」は、100mlじゃなくて、砂糖と塩を溶かして増えた体積分もあるよね?というごもっともな疑問。
薬としては、濃度が合っていればOK。
正解が101mlのところ、100mlしか渡していなくても法的にOKだし、そこまで追求する意味がないし、100ml+αでお渡しするからこれで大丈夫、と説明しました。
使う時に患者さんが量る量自体が、そこまで厳密ではないし、こだわる医学的意味がない・・・うがい薬を1割増しで使っても、8割しか使わなくても、効果にさほど差はないので。注射剤などとは要求される正確さが違う。
・・・1mg、0.1mgにこだわってきたおじさんの前職から考えるとごもっともな疑問ですが、そこに立ち止まれるなら、インシデントなくすように注意払ってよ・・・とどうしても考えてしまいます。私の修行が足りない部分です。他人は変えられない。
懸案のばね指は、左手の小指にも症状が出てきました。
どうやら散歩の時にわんこがリードを引っ張るからのようです。
歩いている時は引っ張らないように教えたのですが、何か気になるものがあると引っ張って急に飛び出したり、何かに驚いて飛びのいたり、他のわんことじゃれて遊ぶときは引っ張りっぱなしだし・・・。
わんこを抱っこすることも多く、そのせいで手首も疲れ気味のようです。
手芸を続けるかは、製作途中の作品を広げて眺めたりしながら、考え中。
今の症状が急に出ただけなら、こんなに迷わないのですが、数年前から毎晩湿布を手首に貼って、だましだましやっていたので、今の症状が治まっても、続けるのは健康上どうなんだろう?という心境です。
方向転換の時期だという天のお告げという気もしなくもないです。
体をこわしてまでやりたいことではないからなぁ。
わんこの世話なら、多少の後遺症は覚悟してやるんですけど。
その辺のモチベーションというか、好き度というか、覚悟が違うと言うか・・・。
ゆるゆる考えよう。