シンプルライフへの遠い道

心穏やかな暮らしを目指して奮闘中

”先の心配”

自分の老い先の世話をしてくれる人がいるのかは、私の中の不安ランキング上位です。

不確定要素が多すぎて、考えるのは無駄と分かっていても、頭の隅に引っかかっています。

基本は公共サービスに頼るにしても、今の制度では、手続きや支払い、保証人問題が大きいです。

 

これもご縁なんだな~ と思うことが2件続きました。

 

一つはネットで、隣人が認知症になって一人暮らしが無理になってきていたので、マンションの管理会社(不動産屋)に連絡したら、親族が迎えに来て、故郷の施設に入ることになりそうだ、という話。

周囲が放置していたら、ご本人の意思とは関係なく、病気(認知症)のせいでセルフネグレクト状態になり、孤独死していたかも。

ご本人の本当の希望がどうだったのかは分かりませんが。

 

もう一つは、行きつけの美容院での世間話。

母親の友人に身寄りのない人がいて、それまで母親が入院の保証人になったりしていたけれど、その母親も高齢で他人の世話が難しくなり、今度はその娘さんが何の義理もないその人のサポートをしているそうです。

ご本人は、身元保証などのサポートを受けられるよう契約しているそうで、そちらや福祉も出てきているそうですが、もう一人暮らしは無理な健康状態で、施設を探しているとか、めぼしはついたけど保証人はだれがなるのかで保留状態だとか・・・そういう話でした。娘さんが全面的に世話をしているわけではないそうですが、ご本人が認知症なこともあり、福祉などとの話には加わっているそうです。

 

血縁は当てにできないから、地域とのつながり、友人などが大事、社会制度も変える必要がある・・・などなど私も思うし、言われていますが、縁ってあるんだな、と思いました。

特に、美容院での話は。

巻き込まれてしまった娘さん(と言っても私より年上)は、大変だし、本音ではどう思っているのか分かりませんが・・・。