シンプルライフへの遠い道

心穏やかな暮らしを目指して奮闘中

父への不信感

父とどうもしっくりこない理由、もう一つ。
信用できない。

別に、騙したりはしません。逆に父は約束などにはこだわる方で、約束しても守ってくれない・・・といった類の不信感ではありません。

父に「お前のことを想っている」と言われても虫唾が走ります。
    その言葉は嘘(私にとっては)

(以下、実際に言われた言葉ではありません)
「お前が病気になったら、お父さんは何を置いても看病する。
 お前が食べたい食事を作るし、病院にも付き添っていく」
 
でも、実際病気になったら、
「これくらいで体調崩して情けない・・・」
と病人に悪態ついた上に、何もしない。

      それなら、あんな前台詞はなしにしておいて・・・


現実はここまでひどくありませんが、私の父へのイメージです。



実際にあったエピソード。

中学・高校の頃は、「女の子は性犯罪の被害者にならないように、よくよく気をつけなくちゃいけない、お父さんは心配だ」とよく言っていました。

高校の時、兄と姉は既に家を出て、両親と私の三人暮らし。
母は、祖母と旅行に行きました。
父と私で留守番。
常々私身を案じているはずの父は、
「お父さんは今日はマージャンに誘われたから帰り遅くなるよ」
何、それ。

娘一人、家に残しておいて平気なの?
いつも言っていることと違うでしょ。
心配だからとあれこれこちらの行動を制限しておいて、自分はそれですか。
娘の身の安全より、自分の遊び優先。
高校生一人、留守番させてもどうと言うことはありません。
別に父の帰宅が遅くても構いませんでした。
日頃の言葉と全然違う。
その言行不一致に呆れました。(そうか、この頃から不信感の芽が・・・)


学生の時、海外旅行前夜に電話すると、
「ホテルの予約はしてあるのか、旅行日程を受け取っていない云々」
その時も飛び出す「お父さんは心配だ」の名台詞。

気の向くままの貧乏旅行だとずっと前から言ってあったのだから、本当に心配ならもっと前から色々言ってくるのが筋でしょう。
電話を受けた時の気分であれこれ言っているだけで、本当に心配していないのは明らか。


一事が万事この調子。

言葉だけの愛情なんて要りません。
いえ、その言葉に釣り合う愛をいただいたことありました?

父が私のためにあれこれやってくれたことは沢山あります。
実際に、心配をかけたこともありました。
ただ、そんな時に感じた感謝の気持ちも、日頃の安っぽい言葉にかき消されてどこかに行ってしまっています・・・