シンプルライフへの遠い道

心穏やかな暮らしを目指して奮闘中

もう一人の自分/育てられ方の呪縛?

自分の中のもう一人の自分の声を聞くことがあるという人は多いようですが、私もその一人。

大抵は、厳格に労働・努力を要求する声。

昨日は片付けを頑張ったら、夕方以降微熱・頭重が酷くなり、夕食を作る元気がなくなりました。
家族は、
「犬の散歩のついでに、お弁当買ってきたら?」
と言ってくれたのですが、
「缶詰のミートソースのパスタくらいなら作れるんじゃないの?」
というもう一人の自分の声が聞こえる。
(結局、お弁当に(^^;)

今となっては私の性格の一部なのですが、両親の声でもある気がします。
基本は、「やることやってから好きなことをしなさい」
                         いい方針です。

が、「体調に関係なく、やることはやれ」な意味もあるので、そこが問題。

体調が悪くなる=本人の自己管理の悪さ、甘え、サボリ
寝込むほどでないなら、最低限の仕事は出来るでしょ?が基本スタンス。
思い返すと、こういう空気が家庭内に厳然とありました。

母が風邪を引いて辛そうにしていても、父は
「食事の片付けが終わったら寝ていいぞ」
 (って、言われなくてもそうするでしょうよ!!)
   自分が片付けておくと言えないなら、せめて明日にしたら?くらいは
   言えないのかな・・・
   
父が二日酔いで頭を抱えていても、母は
「そんなに飲むのが悪いんでしょう。いつもそうなんだから・・・ブツブツ
 早くしないと会社に遅れるわよ」
  少なくとも、二日酔いで頭痛と吐き気と闘っている”今だけ”は
  父も後悔しているだろうに、追い討ちをかけなくても・・・

父も母も厳しさ(?)では「お互い様夫婦」でした。


呪縛化しているこの声は、私を追い詰めるのですが、いい時もあります。
・きちんと連絡などをする
・最後までやる
・仕事の手抜きをしない   などなど
おかげで、仕事先では「きちんとやる人」とのありがたい評価をいただいています。


体調不良のときは、労働を要求する呪縛の声を退けて、のんびり休むようにしたいです。
夫は、体調不良でも頑張ろうとする私が不思議みたいです。
育てられ方って、良くも悪くも抜けないものなのですね。