シンプルライフへの遠い道

心穏やかな暮らしを目指して奮闘中

☆言葉・本☆

アウシュビッツで君を想う エディ・デ・ウィント著

ナチスの強制収容所体験談。つい手が伸びます。 いつ殺されるかも分からない理不尽な状況下で、どう生き延びたのか、知りたいのだと思います。 著者は医師で、収容所内でも妻の所在が分かっており、時々は会って話すことも出来た(それにはもちろん危険が伴…

退歩のススメ 藤田一照/光岡英稔

副題:失われた身体観を取り戻す 禅僧の藤田さんと、武術家の光岡さんの対談 これまでいろいろな本を読んで考えてきましたが、それだけではしっくりこないこと、上手くいかないこと、微妙にずれて腑に落ちないことが多くなり、段々、実体験、言葉にはしにく…

知っておきたいお金の常識 渋谷和宏著

正式書名:ライトミステリーを読んで簡単に身につく知っておきたいお金の常識 書名通り、簡単な小説の後、解説で経済の説明がしてある本です。解説部分だけ読みました。 ・日本はもはや豊かな国ではない ・デフレの時は、超低金利で置いておいても、デフレ分…

遊雲さん父さん 有国智光著

副題:小児がんを生きたわが子との対話 著者は浄土真宗本願寺派住職。 息子さんが小6の秋に小児がん(ユーイング肉腫)になり、中三の12月に亡くなりました。その間~亡くなった後のご自分の心境などをまとめた本。 今年になって、自分の中で「喪失」や「死…

あきらめる勇気 古宮昇著

副題:自分の心を「傾聴」したら本音で大切なことが見えてきた 夫退職話が出る前に図書館に予約していた本です。内容は私にはタイムリーでした。 一つを選ぶということは、同時に何かをあきらめるということ。 「仕方なく何かをあきらめなければならない」か…

日本人が知らない世界標準の働き方 谷本真由美著

2015年刊の「日本人の働き方が9割ヤバい件について」を加筆修正・改題した本。 2021年4月刊。 これまで家計管理を除く経済や労働についての本はほとんど手に取らなかったのに、たまたま図書館の新刊本コーナーで見て借りました。夫退職の話が出る前。虫の知…

ピンク・トライアングルの男たち ハインツ・ヘーガー著

副題:ナチ強制収容所を生き残ったあるゲイの記録 ナチスの強制収容所は、ユダヤ人だけでなく、ジプシーや捕虜、政治犯なども収容されていたのは知っていましたが、男性同性愛者も収容され、ピンクの印をつけられていたとは知りませんでした(収容者は属性に…

心の中がグチャグチャで捨てられないあなたへ ブルックス・パーマー著

署名の通り、片付け本。捨て方、整理の仕方ではなく、捨てられない理由など心の問題に焦点を当てた本でした。 片付け本を読む暇があったら、一つでも捨てなよ、と自分に突っ込みながら読みました。なぜ捨てられないのか、どうしてここまで買い込んだのかを考…

モタさんの死の心得 骨は自分で拾えない 斎藤茂太著

2000年出版の本なので、話の元になっている寿命などのデータやアンケート内容はちょっと古い感はありますが、モタさんの優しい語り口に、ふむふむ、と読めました。(モタさんは精神科医) からだのケアや運動をして、中庸を心掛け、欲張らず・・・という、よく…

生き抜くための12のルール ジョーダン・ピーターソン著

副題:人生というカオスの為の解毒剤 書名通り、12のルールとその解説でした。全部を丁寧に読む気力が途切れたので、ぱらぱらと眺めただけです。内容が自分に合う、合わないの整理がつく前に、”パラ読みでいいかな”になったのですが・・・う~ん、今の私には理…

ひとりで生きる 伊集院静著

エッセイ集。 読んで感じたのは、「別に好きに批判していいんだな~」ということ。 この本で、著者が誰かを不当にこき下ろしたりしているわけではありません。ただ、正直な”感想”が、軽蔑交じりの批判のこともある、というだけ。 私は、親きょうだいに嘲笑さ…

さるの湯  高橋克彦著

注!ネタバレあり 友人の紹介で読んだ短編。20分もかからず読み終わったのに、未だに感想がまとまりません。 最初に浮かんだのは、他者との出会いや交流を通じて己を知っていくし、次のステージに進むエネルギーやきっかけなどもやってくるんだな、というこ…

病んだ家族、散乱した室内 春日武彦著

副題:援助者にとっての不全感と困惑について 副題の通り、精神疾患のある人や認知症患者への支援をしている人たち向けの本。 著者の精神科医:春日さんは以前から好きで著書をたまに読んでいます。この本はずーっと「読みたい本リスト」にあり、今回、他地…

情報断食 鈴木七沖著

副題:空っぽになるほどうまくいく生き方 接する情報を減らすと、気持ちも安定するし、自分が何をやりたいのかや、どういう問題を見て見ぬふりしているのかなどが見えてくるのは感じています。 もう一歩進める手掛かりがあるかな~と思って読みました。 が、…

香りで気分を切り替える技術 松尾祥子著

正式書名:プロカウンセラーが教える香りで気分を切り替える技術 香りマインドフルネス 監修:東原和成 アロマの楽しみ方も沢山あるのですが、私は入浴剤や石鹸、スプレーは面倒で作っても使わないので、マッサージオイルに混ぜるか、ディフューザーで香らせ…

簡単なことではないけれど大丈夫な人になりたい  ホン ファジョン著

殆どが漫画(かわいいイラスト)で読みやすく、ほっこりするいい本でした。 著者が鬱になって実家に戻ったり、軽い話ばかりではなかったのですが、色々なトライ&エラーが素直に描かれていて、「自分はまだまだだけど、まぁ、現時点ではこれでいいのかな。こ…

人生は大切にしたものだけが残る

姪のお祝いでもやもやしていて浮かんだのがこの言葉。 自分を軽く扱う人の方ばかり見て、希望の反応を返してくれないかな~とエネルギーを注いでいたら、そういう人たちばかりが周りに残って、 「死ぬときには、心優しい人たちに優しくケアされて過ごして、…

家庭でできる簡単!リフレクソロジー 藤田真規著

リフレクソロジーに興味がわいたので、図書館で借りました。 リフレクソロジーの紹介と、素人にもできる実践法の本でした。 著者はアトピーが食養生とリフレで治ったそうで、セルフケアは大事、ってことらしいです。 この本によると、ヨーロッパでは優しいタ…

続 多分そいつ、今ごろパフェとか食ってるよ Jam著

副題:孤独も悪くない編 最初の「多分そいつ、今ごろパフェとか食ってるよ」が気に入ったので、続編も読みました。個人的には、人間関係についての記述が多かった前編の方が好きでした。 続編も、押しつけがましさや説教臭さもなく、著者の経験から感じたこ…

倒れない計画術  DaiGo著

副題:まずは挫折・失敗・サボリを計画せよ! これまでも、「新しいチャレンジは1回一つだけ」「最初の目算の3倍は時間がかかる予定で計画を立てる」などやってきましたが、満足いく自分のスタイルが出来てこないので読んでみました。 一番自分の役に立ちそ…

自分と向き合う「知」の方法  盛岡正博著

私が読んだのは、ちくま文庫版。エッセイ集。 特に最初の方は読んでいて辛かったです。 書名通り、「自分と向き合う」ことから逃げない「知の方法」なので。 じゃあ、自分は?と問いを反転させると、自覚したくない身勝手な自分や、日頃は棚に上げて誤魔化し…

私は私のままで生きることにした キム・スヒョン著

内容は書名の通り。 韓国は日本より自殺率が高く、生きづらい社会なんだろうな~と思っていたのですが、その理由が少しわかりました。 戦前、日本がしたことが大きく影響していると思ってきましたが、それだけでなく、朝鮮戦争や軍事政権時代の傷も大きいよ…

僕は、死なない。 刀根健著

副題:全身末期がんから生還してわかった人生に奇跡を起こすサレンダーの法則 私には親子関係の整理の助けになった一冊ですが、内容は副題の通り。 肺がんがステージ4で見つかり、最初は抗がん剤治療は受けず、民間療法をやっていた著者。さらにがんが転移…

親との関係整理はちゃんと終わっていた  「僕は、死なない。」が参考に

今読んでいる「僕は、死なない。」ステージ4の肺がんが治った人の話で、それまでずっと避けてきた父親にこれまでの本音を伝えるエピソードが出てきます。 著者は、頑張って成果を出しても、まだここがだめだとか、こんなんじゃ成功できないとか言って、自分…

なぜふつうに食べられないのか 磯野真穂著

副題:拒食と過食の文化人類学 先日読んだ「急に具合が悪くなる」で気になって読んでみました。 摂食障害についてはザックリは知っていましたが、当事者の声を聴いたことはほとんどなかったのと、それを文化人類学の視点で語っているのが興味深かったです。 …

〈香り〉はなぜ脳に効くのか 塩田清二著

副題:アロマセラピーと先端医療 最近アロマテラピーに興味が出てきたので、読んでみました。2012年の本で少し古いので、今はもっと情報があるのでしょう。 漢方など昔から使われている天然成分と似た印象を受けました。これまでの経験で、作用や毒性、…

ダライ・ラマ14世の主治医が語る心とからだの書 ロプサン・ワンギェル博士著

チベット医学のほんのさわりを、全く基礎知識のない人でも分かるように書かれた入門書。文字も大きく、100ページくらいの薄い本ですが、チベット医学では心とからだを分けて考えない、医食同源がベースというのは分かりました。 チベット医学の医師の診察…

人生100年の家づくり 建築知識編

副題:健康寿命が長くなる住まいの秘訣 現在、賃貸住まい。もし家を買うとしても、マンション一択。理由は、戸建ては老人には様々なメンテナンスが重荷になることと、住みたい戸建てを買うお金がない。住宅資金に1.5億、その後の維持費に3000万くらいの予算…

世界のひきこもり ぼそっと池井多著

副題:地下茎コスモポリタニズムの出現 50代のひきこもり当事者の著者は、日本以外の国のひきこもりの人たちともつながりつつ、GHO(世界ひきこもり機構)を立ち上げて活動しているそうです。 この本を最初に見たとき、「ひきこもりの世界(当事者がどういう…

急に具合が悪くなる 宮野真生子/磯野真穂 著

哲学者:宮野真生子と、人類学者:磯野真穂 の往復書簡 往復書簡形式の本を読んだのは初めてです。なかなか新鮮でした。コミュニケーションって本来こうだよな、と、また”知り合いに格下げした元友人”のことを思い出してしまいました。やり取りの中で、新た…